発達障がい児支援研修会

目的

発達障がい児の包括的支援には、児の病態に対する個別の支援のみならず、発達期にある児の生活一般への支援が必要なため、広範囲に及ぶと考えられます。
発達障がい児を包括的に支援するためには、医療機関のみならず、児が生活する場面に関わる人たちの連携が望ましいと考えます。連携には単に情報の交換だけでなく、発達障がいに関する知識や、対応への取り組みについても共有することが大切です。
そこで保育園の保育士、幼稚園の教諭、保健師、小学校教諭、親の会保護者を対象にとして発達障がいに関する知識及び対応への取り組みの共有を目的として研修会を開催しております。

 

研修期間

毎年4月より開始し、3月までに計10回、土曜日PM13:30~16:30に行います。(時間の変更あり)

 

研修主題

発達障がいの診断・治療に関する知見と支援の実際
児に関わる期間(保育所、小学校、行政、医療機関)との連携

 

他機関と連携する際の注意点

①他機関との連絡及び児・保護者への倫理的配慮
②個人情報保護、倫理的観点からの取り決めの上での医療教育連携
③総合的な窓口を設置し、コーディネーターを置き、連絡、日程などの調整を専門的に行う

 

医療と保育、行政、教育の連携

①保育士に対して、障害の一般的な理解を促すことを目的とした医療側からの支援を行ないます。
②医学的な知識を保育士が保育に応用できます。障害の一般的な理解にとどまらず、個々の事例に対する個別な理解を深めることができます。
③医療と保育、行政が複数の症例を常に共有し、コミュニケーションをとることができます。
④就学に関する情報収集相談のため、小学校教諭、特別教育支援コーディネーターとの面談を行います。

 

対象者

保育園・幼稚園に勤務する保育士ならびに幼稚園教諭・小学校教諭・保健師・保護者(親の会など)

 

研修会の参加について

受講者は年休を使用した参加ではなく、出張という立場が良いです。
【その他約東事項】
①休まず毎回参加出来ること
②遅刻しないこと
③毎回出される宿題をやってくること
④他の参加者のプライバシー保護を厳守すること
⑤ビデ才撮影したものを別室で指導者が再見することを了承すること

 

研修会場所

周南市熊毛総合支所 ゆめプラザ熊毛 ・ サンウィング熊毛

 

主催

発達障がい児支援を考える集い
注)この研修会運営は、全てボランティアで行なわれています。
第3回目までは、保健師さんにお世話していただいていましたが、第4回より、受講者の方に分担して幹事となっていただき、受け付けや会費からの飲食準備をお願いします。

 

お申し込み

ふじわら医院(0833)91-7100までお問い合わせ下さい。

 

^